こんな疑問に答えます。
「結婚式」は2人にとって一生に一度の特別な日。
最高の思い出にするためにも事前準備は欠かせません。
しかし、明確なやるべきことや優先順位が曖昧で何を準備していいか分からず悩んでいる人も多いはず。
そこで、本記事では【同性カップル版!結婚式準備マニュアル(チェックリスト付き)】を徹底解説します。
これから結婚式を予定している同性カップルさんは必見です。
このマニュアルに沿って進めて貰えば、最高の結婚式を迎えることができますよ。
是非参考にしてみて下さいね。
25歳で初めて女性と交際。その女性こそが現在のパートナーである。
2018年に養子縁組。その後すぐに海外精子バンク(Cryos International)を利用して妊活をスタートする。
2019年に顕微授精でYuriが妊娠→2020年に女の子を出産。
2020年に人工受精でパートナーが妊娠→2021年に女の子を出産。
2021年に凍結胚移植でYuriが妊娠→2022年に女の子を出産。
現在は、パートナーと3姉妹の子育て中。
※当ページのリンクには広告が含まれる場合があります。
【結婚式準備マニュアル】プロポーズ〜親への挨拶までの流れ
まずは、【同性カップルの結婚式に向けた最初の準備段階】からみていきましょう。
・プロポーズ(婚約)
・親への挨拶(カミングアウト)
・両家顔合わせ
・結婚式場探し
・結婚報告(友人・親戚・職場)
それでは1つ1つ確認していきますね。
プロポーズ(婚約):結婚式の12ヶ月前〜6ヶ月前
「プロポーズ(婚約)」は、パートナーと人生を共にする覚悟を伝える大切なイベント。
結婚式をするのに相手の同意がなくては始まりません。
プロポーズはその場の雰囲気でなんとなく行なってしまうと、ムードが上手く作れず失敗してしまいます。
大事なイベントだからこそ、事前にしっかり計画を練っておいて、2人が一生忘れないサプライズな演出を考えましょう。
もちろん、感動のプロポーズを演出するのに「婚約指輪」は欠かせません!
これから婚約指輪を購入する予定の方は「同性カップルがペアリングを買う時のポイントとおすすめ5選」を参考にしてみて下さいね。
きっと理想の婚約指輪を見つけられるはずです。
親への挨拶(カミングアウト):結婚式の12ヶ月前〜6ヶ月前
「2人で人生を歩んでいく」と決めたら、親へのカミングアウトは避けて通れないもの。
これからパートナーと生計を立て、カップルによっては子育てを計画してる場合もありますよね。
そんな時、お互いの両親からのサポートは必須です。
後々のことを考えると、結婚を機に2人の関係をカミングアウトするといいかもしれません。
とはいえ、両親へのカミングアウト程勇気のいることはありませんよね。
それぞれのタイミングで親へカミングアウトできればベストですが、どのように伝えたらいいか迷う人も多いはず。
そんな人は「同性カップルが親や職場にカミングアウトするときのポイントとは?」を参考にしましょう。
私自身の体験談も書かれているので、参考になる部分があるかと思います。カミングアウトはめちゃくちゃ緊張しますが、最初に乗り越える第一関門だと思って頑張って下さい!
両家顔合わせ 結婚式の12ヶ月前〜6ヶ月前
無事にカミングアウトを終えたら、できれば結婚式までに「両家顔合わせ」を行なっておきたいもの。
これからは家族ぐるみの付き合いとなります。
事前にお互いの家族を知っておくことで、結婚後も交流がしやすくなりますよ。
また、お互いの両親も娘のパートナーがどんな人柄なのか知りたいと思っているはずです。
是非、このタイミングで顔合わせを行なってみてくださいね。
結婚式場探し:結婚式の12ヶ月前〜6ヶ月前
両家顔合わせが終わったところで、本格的に結婚式準備をスタートです。
まずはパートナーと「どんな結婚式をしたいか」や「結婚式会場の譲れないポイント」を話し合ってみましょう。
会場の候補が絞れたら、直接会場に足を運んで比較検討することをおすすめします。
試食や模擬挙式など、さまざまなことが体験できるブライダルフェアもおすすめですよ。
同性カップルにおすすめの式場探しは「同性カップルにおすすめの結婚式場3選【式場選びのポイントも】」で詳しく紹介していますので、良ければ見てみて下さいね。
結婚報告(友人・親戚・職場):時期は状況に合わせて適宜
親戚や友人への結婚報告はベストなタイミングで失礼のないように行いましょう。
もし、親戚や友人へのカミングアウトが済んでいない場合には、この結婚報告のタイミングで行うのも1つです。
とはいえ、カミングアウトの時期は人それぞれ。
「カミングアウトをする、しない」を選ぶのもあなた次第です。
もし結婚式に呼ぶのであれば、早めにしておきたいところですが、そうでなければ無理にカミングアウトをする必要はありません。
会社への報告は直属の上司からが基本。
こちらも、結婚式に呼ぶのであれば早めの報告が良いですが、そうでなければカミングアウトは必須ではありません。
【結婚式準備マニュアル】結婚指輪の購入〜会場との打ち合わせまでの流れ
続いて、本格的な結婚式準備フェーズに入ります。
・結婚指輪の購入
・ドレス・衣装選び
・ゲスト選びと決定
・ブライダルエステ
・会場打ち合わせ/二次会の検討
結婚指輪の購入:結婚式の3カ月前~6カ月前
結婚式場が決まったら、次に検討したいのが「結婚指輪」です。
結婚式では指輪交換の儀式もあり、結婚後もずっと着け続けるもの。
2人らしい理想の結婚指輪を見つけられたらいいですよね。
結婚指輪には内側に刻印を入れる人が多く、購入から納品まで1カ月ほどかかる場合もあるので、できるだけ早めに購入を検討しましょう。
結婚指輪を購入する際も、以下の記事を参考に同性カップルのペアリング選びを行うといいですよ。
ドレス・衣装選び:結婚式の2カ月前~6カ月前
結婚式準備の中でも特に楽しみにしている人も多い「衣裳選び」。
特に同性カップルの場合だと、「2人ともドレス」、「1人がドレス、1人がタキシード」、「2人ともタキシード」とさまざまな選択ができますよね。
LGBTフレンドリーな式場だと、衣装選びにも配慮してくれるので相談に乗って貰えやすいですよ。
本格的に会場との打ち合わせが始まる前に、余裕を持って試着の予定を組むのがおすすめです。
ゲスト選びと決定:結婚式の3カ月前~6カ月前
招待状の発送は結婚式の約3カ月前が一般的なので、ゲストはそれまでに決めておきましょう。
ゲストにはいきなり招待状を送るのではなく、事前に電話などで出席の打診をすると丁寧ですよ。
カミングアウトに関しても、出席者にはカミングアウトの必要が出てきますので、少し早めに電話などで伝えるといいかもしれませんね。
ブライダルエステ:結婚式の12カ月前~1カ月前
ゼクシィ結婚トレンド調査(2022)によると、花嫁の90%以上が行っている「ブライダルエステ」。
特に、ドレスで肌の露出が多くなる場合は「脱毛」は必須です。
「医療脱毛」などの場合、1年前から行なっていく場合もあるので検討している人は早めの契約がおすすめです。
その他にも、サロンによってさまざまなケア内容やプランが用意されているので、自分の希望にピッタリのサロンを見つけてみましょう。
ブライダル脱毛に関して詳しく知りたい方は「結婚式の前に脱毛に行くべき?おすすめのブライダル脱毛サロン・クリニック3選」をチェックしてみて下さいね!
会場打ち合わせ/二次会の検討:結婚式の約3カ月前~
結婚式に向けていよいよ大詰めです。
会場との本格的な打ち合わせが始まるのは結婚式の約3カ月前からが一般的。主に以下の内容について確認を行います。
・プログラム・演出・席次
・料理・飲物・ケーキ
・装花・装飾
・前撮り・写真撮影
・ギフト
特に同性カップルの場合は、演出に配慮して貰う必要があります。
例えば、当日に他のカップルとばったり対面してしまうことがないような配慮や、「新郎新婦」の言葉をふさわしい呼び方で呼んでもらうなどがあります。
あらかじめふたりの希望を話し合って、プランナーさんに相談しておくとスムーズですよ。
きっと同性カップルの新しい門出を祝福し、喜んでサポートしてくれるはずです!
そして、式の後に「二次会」を予定している場合はお店の予約なども必要です。
しかし、結婚式準備でバタバタしていて、なかなか二次会まで手の回らないカップルも多いはず。
そんな場合は、こちらの「二次会くん」を利用して、手間を省くこともできますよ。
面倒な会場探しからパーティ企画、当日の運営、アフターフォローに至るまで、
結婚式二次会の幹事の仕事をすべて行う、幹事代行サービスです。
結婚式の準備で忙しい方はもちろんのこと、友人に幹事を頼むのは気が引ける方
やせっかく来る友人には幹事など気にせず楽しんでほしい方におすすめのサービスになります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
これから結婚を迎えるカップルさんはやるべきことが多くて大忙し。
働きながら準備を進めていく人も多いので、上手くパートナーと役割を決めて進めていくことが理想です。
結婚式準備で揉めてケンカになってしまうことは避けたいですよね。
この記事を読んだら、まずは一緒に話し合って「優先順位」と「担当する役割」を決めてみましょう!
当日、最高の日を迎えられるよう今から当日のワクワクをイメージしながら準備してみてはいかがでしょう?
みなさんにとって、結婚式が忘れられない最高の1日となりますように。