こんな疑問に答えます。
2015年に渋谷区と世田谷区を皮切りに、「同性パートナーシップ制度」を導入する自治体が増えてきました。
それに伴い、制度を導入している自治体へ引っ越して同棲を始めるLGBTカップルも増えてきているようです。
しかし、せっかく楽しい同棲生活が始まるはずなのに、支払い管理に揉めてしまうのは避けたいですよね。
そんな時は、共有の口座を作ってクレジットカードで管理すると便利です!
この記事では、【同性カップルでも「家族カード」を発行できるクレジットカード】を紹介していきます。
私自身もLGBT当事者で、現在は同性パートナーと3人の子を子育て中なのですが、クレジットカードを上手く活用しながら支払い管理しています。
これから一緒に生活する予定の同性カップルの方は参考にしてみて下さいね。
25歳で初めて女性と交際。その女性こそが現在のパートナーである。
2018年に養子縁組。その後すぐに海外精子バンク(Cryos International)を利用して妊活をスタートする。
2019年に顕微授精でYuriが妊娠→2020年に女の子を出産。
2020年に人工受精でパートナーが妊娠→2021年に女の子を出産。
2021年に凍結胚移植でYuriが妊娠→2022年に女の子を出産。
現在は、パートナーと3姉妹の子育て中。
同性カップルでも「家族カード」は発行できる?
結論から言うと、同性カップルでも「家族カード」を発行できます。
クレジットカードを契約している方の家族として「家族カード」を発行すれば、同じ内容のサービスが受けられたり、共有の口座から支払いができるなど便利です。
しかし、同性パートナーと「家族カード」が発行できるかどうかはクレジットカード会社によってさまざまです。
そこで、同性カップルでも「家族カード」を発行できるクレジットカードを紹介していきますね。
同性カップルでも「家族カード」を発行できるおすすめのクレジットカード
ここからは、【同性カップルでも発行できるオススメのクレジットカード】を紹介していきます。
・楽天カード
・アメリカン・エキスプレス
オススメは上記の2つです。
それでは早速、解説していきます。
楽天カード
とにかくポイントが貯めやすく、使い道に困らない「楽天カード」。
サービスも充実しており、年会費も永年無料なのは嬉しいポイントです。
という方にも安心。
生計を共にするなら証明書などの書類不要で「家族カード」をサクッと発行できてしまいます。
また、楽天ポイントは100円のお買い物で1ポイントが付くので、毎月の家賃や公共料金の支払いをカードから行えば沢山のポイントを貯めることが可能ですよ。
私とパートナーは楽天カードを使っていますが、毎月の支払いをカードから行っているのでポイントが貯まりまくっています(笑)
貯まったポイントは楽天市場やANAマイルにも変換可能です。
ポイントを利用して、たまには旅行などでゆっくり過ごしたりするのもいいかもしれませんね。
・年会費:永年無料
・同性カップルでも書類提出不要で「家族カード」の発行ができる
・ポイントが貯まりやすい(100円のお買い物で1ポイント付与)
・ポイントの使い道に困らない(楽天市場、楽天ブックス、ANAマイルなど)
アメリカン・エキスプレス
持っていることがステータスである「アメリカン・エキスプレス」も、同性カップルにオススメのクレジットカードです。
アメックスは、アメリカのカード会社だけあって「家族の定義」が寛容です。
そのため、同性カップルも「家族カード」を書類不要で発行することが可能なのです!
年会費は12000円(家族カードは6000円)かかりますが、その分サービスの充実度が高いです。
例えば、貯まったポイントを支払いやマイルに変換するだけでなく、amazonギフト券やTポイントに移行できるのも魅力ですよ。
そして海外旅行好きなカップルなら、是非アメックスをオススメしたいです。
理由は、
・海外旅行出発・帰国時に、スーツケース1個無料配送
・国内外のラウンジを無料で利用可能
・会員限定の旅行予約サイト(特別価格)を利用できる
・5000万円相当の手厚い海外旅行傷害保険付き
・海外の携帯電話レンタルの優待
・24時間の日本語ダイヤルサポート付き
など、海外旅行に大変便利なサービスがついているからです。
旅好きのカップルは是非検討してみて下さいね。
・年会費:12000円(家族会員なら6000円)
・同性カップルでも書類提出不要で「家族カード」の発行ができる
・貯まったポイントは支払いだけでなく、amazonギフト券やTポイントにも移行できる
・海外旅行におけるサービスがかなり充実
・持っているだけでステータス
同性カップルが「家族カード」を作るメリット・デメリット
同性カップルが家族カードを発行できることが分かっても、やはり「本当に必要なのか」を慎重に判断しなければなりません。
ここでは、【同性カップルが家族カードを作るメリット・デメリット】を紹介します。
メリット・デメリットをそれぞれを比較するために参考にしてみて下さいね。
同性カップルが「家族カード」を作るメリット
同性カップルで家族カードを作るメリットは以下のとおりです。
・家計管理がしやすくなる
・ポイントが貯まりやすい
・年会費負担が減る場合がある
まず大きなメリットとして「家計管理が楽になること」が挙げられます。
生計を共にするカップルにとって、毎月の支払い管理はやや面倒で、トラブルに繋がることも…。
しかし、家族カードを利用すれば毎月の支払い明細が確認することができ、共有口座から引き落としするので、生活費のもらい忘れトラブルを避けられます。
メリットの2つ目は、「ポイントが貯まりやすいこと」です。
例えば、毎月かかってくる家賃や公共料金の支払いをクレジットで行っていれば、1年でかなりのポイントを貯めることができます!!
貯まったポイントで、1年に1度贅沢な高級レストランに行ったり、旅行なんかに行くのもアリですね。
ちなみに私の場合、しれっとパートナーにポイントを1人占めされています…(泣)
2人で貯めたポイントは2人のために使いましょう!(笑)
メリットの3つ目は、「年会費負担が減る場合がある」ことです。
家族カードを利用すると、年会費が格段に安くなったり、初年度は無料となったりする場合があります。(※カード会社による)
年会費は安くなりますが、受けられるサービスは同じものを受けられるのでとてもお得ですよ。
ここまで来ると、カップルでバラバラのクレジットカードを持つことがもったいなく感じますね。
同性カップルが「家族カード」を作るデメリット
同性カップルで家族カードを作るデメリットは以下のとおりです。
・家計管理が楽になった分、管理を怠けてしまい使いすぎてしまう
家族カードで毎月の家賃や公共料金の支払う場合、毎月の支払明細が簡単に確認できるようになります。
そうなると家計簿を付けなくても楽に管理できるようになりますが、便利になるがゆえに、家計管理も怠ってしまうこともあるでしょう。
そうなってくると、ついつい使いすぎてしまう可能性もあります。
使い過ぎないようにするには、クレジットカードの支払いを簡単に管理できるアプリなどを利用することをオススメします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
パートナーと一緒に暮らすなどの新しい生活をスタートさせる時に、クレジットカードは確実にあった方が便利です。
それは、私自身の経験からも言えるのですが「支払い管理しやすい」、「毎月の公共料金の支払いで貯まったポイントを旅行や買い物に当てられる」などの大きなメリットがあるからです。
同性パートナーが「家族」として認められ、家族カードが発行できるクレジットカード会社も今後増えてくるでしょう。
2人の生活をより豊かにスタートさせるため、クレジットカードも「家族」として1つにまとめてみてはいかがでしょうか?