こんな同性カップルさんは必見です。
「同棲」は、愛する2人にとって大きなライフイベントです。
今まではお互いの家に通い合うなど、なかなか好きなタイミングでパートナーと会えずにもどかしい思いをしていませんでしたか?
しかし、同棲を始めるといつでも大好きなパートナーの顔を見ることができ、幸せを感じられることでしょう。
とはいえ、実際に同棲を始めたいと思っても、やるべきことが多すぎて何から手をつけていいのか分からない人も多いはず。
そこで、本記事では【同性カップルの同棲完全マニュアル!やるべきことを5ステップ解説】します。
1つ1つ確実に実行していくことで、パートナーとのトラブルの原因を潰しながら「同棲」に向けて準備ができますよ。
さらに、同棲を始めることのメリットは「お金」の面でもメリットがあります。
今までの家賃や生活費が折半になることから、お金を節約できるので、それを2人の結婚式や旅行費用に当てることも可能です。
「同棲したい」と思ったタイミングが2人にとってのベストタイミング。
さぁ、この記事を読んで今日から準備を進めていきましょう!
25歳で初めて女性と交際。その女性こそが現在のパートナーである。
2018年に養子縁組。その後すぐに海外精子バンク(Cryos International)を利用して妊活をスタートする。
2019年に顕微授精でYuriが妊娠→2020年に女の子を出産。
2020年に人工受精でパートナーが妊娠→2021年に女の子を出産。
2021年に凍結胚移植でYuriが妊娠→2022年に女の子を出産。
現在は、パートナーと3姉妹の子育て中。
【リスト化】同性カップルが同棲前にやるべきこと5ステップ
これから同棲をスタートさせたい同性カップルさんがやるべきことは、実は非常にシンプルです。
以下の5つのステップを1つずつクリアにしていくことで簡単に同棲を始めることができますよ。
実際に私もパートナーと同棲を始めるまでにかかった期間は「約2ヶ月」でした!
それでは、【同性カップルが同棲前にやるべきこと5ステップ】を確認しましょう。
・ステップ①:親へのカミングアウト
・ステップ②:賃貸物件を探そう
・ステップ③:お金の管理方法について話し合おう
・ステップ④:クレジットカードを作り、2人の共同口座を開こう
・ステップ⑤:いざ、引っ越し
ステップ①:親へのカミングアウト
まず、最初のステップであり一番の難関は「親へのカミングアウト」です。
まだ親にパートナーのことを言えていないのであれば、同棲はカミングアウトするのに「絶好のタイミング」でもあります。
実際に同棲がスタートしたら、新しい家に親が尋ねてくることもあるでしょう。
その際に、パートナーの存在を伝えていれば心もいくぶん楽になるはずです。
しかし、なかには「カミングアウトはしたくない」と考える人も少なくないはずです。
それはそれでOKです。
なぜなら、カミングアウトは「自分がしたい」と思ったタイミングでするのがベストだからです。
あくまでも「同棲」はカミングアウトのきっかけの1つに過ぎません。なので、このタイミングで本当の事を伝えたくないのなら、「ルームシェア」とするのも全然ありです。
私の場合、同棲のタイミングでパートナーと「養子縁組」をする予定だったので、両親にカミングアウトをしました。
その際には、私の両親が受け入れるまで3ヶ月もかかりました。
幸い、「同棲反対」ではなかったので、そのまま引っ越しの準備を進めていきましたが、もしも両親があなたたちの同棲に反対したら準備に遅れが出るかもしれません。
とはいえ、もし経済的にも自立をしているのであれば、親にいくら反対されようと「自分の人生を生きる」べきです。
これから両親へのカミングアウトを迷っている人は【同性カップルが同棲する時、親へのカミングアウトは必要?【伝え方やタイミング】」をご覧下さい。より詳しく。両親へのカミングアウト体験を見ることができますよ。
ステップ②:賃貸物件を探そう
続いて、ステップの2つ目は「賃貸物件を探そう」です。
よく、「同性カップルは同棲できるの?」、「賃貸を断られない?」といった不安を耳にします。
結論から言うと、同性カップルは賃貸を断られる可能性があります。
なぜなら、賃貸で物件を借りるには必ず「オーナー」の承認が必要だからです。
オーナーが同性愛に対してあまり良い感情を抱いていない場合、「NO」と言われてしまう可能性もあります。そうなってしまうと、いくら理想の物件であっても借りられない訳です。
そのため、できるだけLGBTフレンドリーな不動産を探して、物件探しを進めていくことをおすすめします!
「IRIS(アイリス)」は担当者全員がLGBTQ当事者であり、私たちが抱える悩みに寄り添いながら一緒に物件探しを行ってくれますよ。
私自身も、実際に賃貸物件を探す際には不動産の方に大変お世話になりました。
2人の関係も理解してくれ、大家さんと上手く交渉してくれたおかげで、今は居心地の良い家に住むことができています。
もし、これから賃貸物件を探す段階であれば、「同性カップルは賃貸を断られる?その理由と2人で暮らす物件探しのコツ」を参考に進めていく事をおすすめします。
同性カップルにとって、賃貸物件は大きなハードルですが、最近では理解のある不動産、大家さんも多くなっています。
2人の理想の物件を探すことができるはずです!
ステップ③:お金の管理方法について話し合おう
次に、ステップの3つ目は「お金の管理方法について話し合おう」です。
なぜ、お金の管理を事前に話し合うことが重要なのかと言うと、実際に同棲を始めたカップルの3組に1組がお金で揉めているからです!
今までは家も別だった分、お金で揉めることは皆無だったかと思います。
しかし、実際に生活を始めると「どちらかが多く払っている」、「お金を返してくれない」といった理由で、泥沼のケンカに発展することも多くなります。
私自身も、同棲をスタートしてから幾度となくお金で揉めました。
当時は、どちらかが多く支払っており不満をためていくというケースが多かったですね。
なので、できるだけ同棲を始める前に「お金の管理方法」は決めておきましょう!
お金の管理方法の決め方は、「【同性カップルの3組に1組はお金で揉める?!】お金の管理方法とコツ」を参考にしてください。
きっと、2人にとってのベストなお金の管理方法が見つかるはずです。
ステップ④:クレジットカードを作り、2人の共同口座を開こう
ステップの4つ目は、「クレジットカードを作り、2人の共同口座を開こう」です。
お金の管理方法で強くおすすめしたいのが、「共同口座を作り、そこから生活費を支払う方法」です。
お互いの給料が入ったら、決まった金額を共同口座に入れて、そこから生活費を賄うという方法が一番シンプルで揉めません。
支払いもお互いにクレジットカードから支払うことで、自動的に共同口座から引かれる仕組みをつくればポイントも貯まるし一石二鳥ですよ。
もちろん、すべての銀行、クレジットカード会社が「同性カップルOK」という訳ではないので、以下の「同棲予定のカップルにおすすめのクレジットカード3選【家計管理のコツも】」でおすすめの銀行やクレジットカード会社を確認しておきましょう。
ステップ⑤:いざ、引っ越し
ここまで準備が出来たら、あとは「引っ越し」だけです!
引っ越しは少しずつ荷物をまとめたり、事前に大家さんや管理会社に引っ越す旨を申告しなければなりません。
その申告だけはできるだけ早めに行っておきましょう。
そして、引っ越しも意外と会社によって見積もりがバラバラなので、できるだけ安いところに頼むといいですね。
一括で引っ越しを見積もり可能な「引越し侍2」がおすすめです。
私も引っ越し侍を使って複数社の比較をして、一番安い会社を利用しました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
同棲を始めるための準備自体は非常にシンプルな流れだったかと思います。
しかし、同性カップルであるからゆえに「両親へのカミングアウト」を悩む人もかなり多いはずです。
きっと、あなたの親も「誰かと一緒に住む」と聞いたら、その相手のことを少しでも知りたいと思うはず。
そのタイミングで今まで言えなかったカミングアウトをするのも1つですね。
とはいえ、カミングアウトは決してみんながしなくてはいけないものでもありません。
あなたはあなたのタイミングがあります。
カミングアウトについてパートナーと時期を相談しながら、少しずつ同棲に向けた準備をしていきましょう!